キャンパーのためのトンボ玉講座(さわりだけ…)
数年前、トンボ玉を記事に紹介し始めた頃、
詳細が見たい!作ってるとこみたい!
ってご意見をいただきまして、
そのうちに・・・
って、言ってたんですけど、
もう何年経つよ・・・。
やっとこさ約束を果たします。
もう、ええよ別にって方も、
ゆうゆう家、まだblogやってたの?って方も
いらっしゃるでしょうが、
興味のある方は覗いてくださいませ。
なお、いささか興ざめではありますが、
この記事読んで、トンボ玉つくったら、
怪我したーとか、火傷したーとか、
テーブル焦げたーとか、そういった苦情類は
一切受け付けませんし、一切責任を負いません。
あらかじめご了承のうえ、全て自己責任で作ってください。
めんどくさい時代になったもんですな。
まず道具から。
右奥から、
針金
芯にします。
ユニクロ線ってくるくる巻いてホームセンター
で売ってたやつを使っています。
3mで150円くらいだったような。
作りたい玉の大きさによって太さをかえています。
へら
形を整えるのに使います。
正直言うと、ダイソーで買ったバターナイフです^^;
千枚通し
模様を引っかいて、ハートにしたり花びらにしたり
するのに使います。これもダイソーです。
ピンセット
手でもてない短いガラス棒をつまんだり、
模様を捻るのに使います。言わずもがな、ダイソーです。
離型剤(茶色のビン)
ガラスが芯に焼きつかないようにするためのもの。
水でどろどろにして使います。
トンボ玉用を買うと真っ白のやつが多いですが、
私は信楽の特赤って陶芸用の土を使っているので茶色です。
水入れ(空き缶)
作業の途中、へらやピンセットがガラスに焼きつかないように
水で冷やします。水が入れば、空き瓶でもマグカップでも何でもOK!
左奥
灰
温度差で玉が割れないよう、作品を保温・ゆっくり
冷ますために使います。
バーミキュライトって園芸店やダイソーで買える土を使う人も
いますが、私は灰のほうが好きだな。
灰は、わらを燃やして作るほか、仏具店で、線香の灰が買えます。
左手前
シングルバーナー
キャンパーですからね、今回はこれを使います。
バーナー
ホームセンターで1500円くらいでした。
着火ボタンがついてるものや、もっと火力が上がる設計
のものもありますが、一番安いシンプルなタイプが
私が使ってる佐竹ガラスと相性が良いようです。
ライター
シングルバーナーだったらいらないかも。
缶のふた
灰を入れてる蚊取り線香のふたです。
熱くなったガラスを入れておくのに使います。
ステンレスの皿とか、ビンとか、なんでもいいです。
一石二鳥なんで、私は缶のふたです。
あと、これ大事
サングラス。私は、白内障を予防する特別のものを使っていますが、
ちょっとやってみたいだけの方はサングラスで十分。めがねの人はめがねでいいです。
冷たいガラスをいきなり炎に入れるとパチンと割れるので危険です。
目を保護するためにも必ず何らかのものを着けてくださいね。
新富士バーナーさんで道具材料一式そろった
簡単とんぼ玉工作セットっていう便利なセットがあります。
¥18357って高いけど、ビデオもガラスもついてます。
あと、ロペックスっていうとこでも買えます。
ほんじゃいってみましょうか。
くれぐれも怪我ややけどに注意してくださいね。
バーナーであぶったガラスや道具類は冷めるまで触らないこと!
熱したガラスを引き伸ばしたときにできるほっそーーーいガラスは
危険なので、溶かして焼ききってしまうか、
ビンに入れて触らずに安全に捨ててください。
まず、離型剤を芯につけます。
離型剤は焼く前のホットケーキくらいのどろどろにしといてください。
ピンぼけてますすみません。
離型剤を乾かし、しっかり焼き締めます。
全体的に均一にあぶって下さい。一気に加熱しすぎると
割れてあぶないので、炎から出し入れしながら温度を調節します。
離型剤をあぶりつつ、ガラスを溶かし始めます。
ホントは左手に芯を持っているんですが、撮影のため
左手はカメラを持ってます。(笑)同時進行が望ましいです。
ガラスを芯に巻き取ります。
へらを使って形を整えます。
へらは時々水で冷やします。焼きつき防止です。
水に入れるとジュッといって水(お湯?)がはねる場合がありますので
注意してください。
模様を入れます。
模様をへらで抑えて均します。
ポコポコ凹凸があるままでもかわいいです。
全体を均一にあぶりなおして灰に入れます。
20~30分序冷のあと、芯をぬいたらできあがり
芯を抜くときに離型剤もこすって落としましょう。
いろいろアレンジしてお使いくださいませ。
思い出してみれば、私が始めて融かしたガラスは父の工場に落ちてるネオン管。ビール瓶や窓ガラスも融かしてみたな。
さて、キャンプシーズンも終わってしまいましたので、こちらの記事UPはしばらくお休みすると思います。気が向いたらスキーの記事なんかあげるかもしれませんが、基本、春までお休みです。それではまた。ごきげんよう
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