計算パンの正体
子どもたちって、時々、ビックリするような言葉を使います。
小学校一年生が、
「スクリーンセイバーって何?」
と聞いたり、
五歳児が、
「ところでさあ・・・」
と話を切り出したり・・・。
メディアの影響でしょうね。テレビを見てるだけで、大人がびっくりするような言い回しを身につけていきます。もっと小さいころは、子どもにわかりやすい言葉を選んで喋っていたのですが、今はその必要がありません。
だから、この子たちはなんでもわかってるんだ、と錯覚していました。
ちび2くんの場合:
「ママ、ちょうこく、ちょうだい!!」
は!?彫刻!?
彫刻…どうやってあげたらいいんだろう・・・。
デッサンでもしようというの?5歳児がそんなことかんがえないよね・・・。
ここで、言い間違いと気付かないのが、私も馬鹿でした。^^;
「彫刻って、いろいろあるよ。木でできてるのも、金属でできてるのも。常盤公園にあるような、でっかいのもあるし、おうちに飾れるようなちっさいのもあるよ。どんなの?」
「あのね、しんぶんの、くるまとか、いくらですよってかいてあるの。」
・・・・・・。
それは、こうこく!
ちび1くんの場合:
下校直後、「今日学校楽しかったー?」「何して遊んだのー?」
とか他愛もないはなしをしていると、
「給食はねえ、コロッケと、牛乳と、けいさんパン・・・」
は!?計算パン!?
思い当たるのは、近頃スーパーで見かける頭脳パン。
ドラえもんの暗記パンが頭をよぎったり…。
「計算パンって、どんなの?」
「ふつうのパン^^おいしいよ^^」
それじゃあわからん・・・。
「計算が速くなるパン?足し算が書いてあるとか・・・?」
「ちがう。ふつーーーーのパン。」
「数字の形してるとか?」
「ふつうのパンだってば」
「どんな形なの?」
「長細くって、すこしまるっこい・・・。」
ますますわからん。ほんとに普通のパンのようだ・・・。
献立表を見てみるしかない・・・。
コロッケ、牛乳、県産パン・・・。
県産パン!!
山口県産の小麦を使った県産パン・・・。
ああ、これも言い間違い・・・。
いくら大人びた言葉を使っても、やっぱりこども。
これだから子育てって面白いんですよね^^。
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