仔犬の気遣い

ゆうゆうファミリー

2009年04月19日 00:21

我が家に来て、二週間目のららちゃん。
生後二カ月を過ぎ、ちょこちょこよたよた歩いていたのが、もう、跳ねまわるようになりました。
歩いている人のズボンの裾を追いかけまわすのが大好きです。



昨日は、ちび1クンのお友だちとその兄弟姉妹が、ららちゃんに会いに来てくれました。慣れた様子のガキ大将タイプのS君。
「あんた、扱いが雑よ!もっと優しくしなさいよ!!」とS君のお姉ちゃんのMちゃん。始終、こわごわのTくん。撫でたくてたまらないのに、怖いのと恥ずかしいので葛藤中のTくんの妹、Hちゃん。そのほか、たくさんの子どもたちに囲まれて、はじめはららちゃんも緊張していましたが、子どもたちの緊張がほぐれてくると、ボールやロープでたのしそうにあそんでもらっていました。

「これ、あげてごらん。」とドッグフードを2個ずつわたすと、子どもたち、
「えーーーー手で食べさしてだいじょぶなん??咬まんの???」
「大丈夫よ。ちゃんと咬まないように気をつけてくれるから。」
ためしにチビーズが食べさせてみせると、
「わぁほんとだ~~」歓声が上がります。

犬だけじゃなくって、生き物って、子どもたちにいろいろな経験をさせてくれますね。どの子の顔も輝いて、うれしそうでした。


子どもたちが帰った後、ゆうゆうパパがららちゃんに話しかけました。
「おう、きょうはごくろうだったな。」
すると、激しくジャンプして、ゲージから出してくれー、のアピール。
「ちょっと遊ぶか。」
パパがゲージから出すと、さっきまでと様子が違います。
ガウ!!!とうなり声をあげ、パパの袖を激しく咬み、左右に振り回し、引っ張り・・・。

「なんか、激しいな。ひょっとして、接客して、ストレスたまったか?(笑)」

仔犬といえども、ちゃんと本気で遊んでいい人と、手加減しなきゃいけない人を判断していたんでしょうか。
パパと遊んでもらうように子どもたちと接していたら、どの子も怖がってしまっていたでしょう。

「一応、遠慮してたのかな?」
「そうかもな。」

子どもたちと仲良く遊んでほしいという私たちの気持ちを読んだのか、犬に慣れていないけど、自分をスキだと思ってくれている子どもたちの気持ちを感じたのか。言葉で聞けないので、はっきりとはわかりませんが、子どもたちに気を使っていたのは確かだと思います。さんざんパパと遊んだあと、ご飯を食べて、満足そうに眠ってしまいました。

語らないもの、だけど、あたたかい心がちゃんとある。
ららちゃんが来てくれて、本当によかったな、と思いました。





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