四歳児の恋心

ゆうゆうファミリー

2006年06月04日 06:20

チビ1号が幼稚園に通いだして、二ヶ月が過ぎようとしています。
毎日、疲れきって帰ってきますが、とても楽しいらしいです。




                                   
入園当初、チビ1号はお友達の名前をなかなか覚えて帰ってきませんでした。
よく一緒に遊ぶ子は、〇〇くんとあと女の子、といつも言っていました。
〇〇くんは、育児サークルのときからのお友達。でも、女の子って誰なんだろうと思い、入園後すぐの保護者面談で、先生に聞いてみました。どうやら、Hちゃんという、年少さんのときから在園しているしっかりものの女の子らしいということがわかりました。向かい合わせの席に座っていて、チビ1号は自分のものをHちゃんのほうへ押しやり、「やめて」といわれて「ごめんなさい」とあやまる、なんとも四歳の男の子らしいアプローチをしていたらしいです。

面談のあと、チビ1号に聞いてみました。
「Hちゃんのこと、好きなの?」

「う~ん、すきとかそういうんじゃなくってね、ただいっしょにいてほしいだけなの。」

一緒に遊んで欲しい、ということだとは思いますが、あまりにも大人びた答えにびっくり。ちょっと笑っちゃいましたが、言ったあとに切なそうにしているチビ1号を見ると、私も少し、じーんときました。

それからしばらくは、「きょうは、Hちゃんとあそんだの」「Hちゃんとあそべなかったけど、あしたあそぶやくそくをしたの」という嬉しい報告をしてくれていましたが、ここのところは遊べてないらしいです。「Hちゃんは?」ときくと、寂しそうに「きょうはあそべなかった。」と言うことが増えてきたので、もう聞かないほうがいいと思い、Hちゃんについては触れないようにしていました。

ところが、昨日の保護者参観日。
カメラを片手におしゃべりしている私に、Hちゃんが突然
「はい」
となずなの花を手渡してくれました。
今まで、「あのこがHちゃんかあ」と遠目に見つめることはしてましたが、話しかけたりしたことはありません。つまり、初対面。なぜ私に花をくれたのか全くわかりません。でも、とても嬉しくて、チビ1号に「Hちゃんにお花貰ったよ」と言いに行くと、チビ1号、嬉しそうに小躍りを始めました。
やっぱりまだ好きだったんだなあ

帰宅後、Hちゃんがくれたなずなの花は、押し花にしました。
チビ1号に、
「月曜日、Hちゃんに、ママがお花ありがとうって言ってたよって、言ってね。」
というと、もう、満面の笑み。月曜日どういう顔して帰ってくるか、楽しみです。



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